今年の夏に注目の一作。その名も『TO・RA・WA・SE 〜囚われの偽妃が夢みる初夜〜』。ヒロインのcvは一色ヒカル、乙倉由衣。原画はベコ太郎、シナリオは武藤真晴と朝凪軽が担当。「女性化」に焦点を当てた作品として注目を浴びています。
ストーリーは主人公がプロポーズをするために訪れたホテルでの体験が描かれています。しかし、このホテルで主人公は夢の中で女性になることに気づきます。しかもその夢は、ホテルとして利用されている古城が、かつて城として活動していた時代の景色を再現しています。
目を覚ますと、現実の肉体も夢と同じように女性化していることを知る主人公。そしてその女性化は、彼が眠りにつく度に進行していきます。これでは、愛する人にプロポーズするという目標が実現するどころか、再会すらも果たせません。それでも彼は女性の快楽に染まりつつ、自身を取り戻すために奮闘します。
この作品の特徴は、「女性化」を徹底的に描くことです。立ち絵やイベントCGで主人公の女性化の過程を見ることができます。これにより、快楽に抗いつつも徐々に女性化する主人公の心情をリアルに描き出しています。
また、原画家ベコ太郎の描く美しい世界も魅力的です。ベコ太郎先生はゲーム原画家だけでなく、マンガ家としても活動しており、その個性的な画風で女性化していく主人公の表情を見事に描いています。
物語の中で出てくる主人公のみあとヒロインの諏訪部雪の魅力も見逃せません。みあは若手の有望株であり、諏訪部雪は医療関連企業のプロジェクトマネージャー。彼女は仕事の能力は高いものの、その一方で恋愛面では主人公に甘える一面を見せます。その二面性が本作の物語を一層引き立てています。
新感覚の美少女ゲーム『TO・RA・WA・SE 〜囚われの偽妃が夢みる初夜〜』、そのリリースは2023年8月25日。この夏、その世界観に溺れてみませんか?